「災害ウツ」に、「余震ウツ」!


昨秋、電子書籍で出す予定だった「現代は老いも若きも総ウツ時代」は、中年管理職の「心」問題をテーマに書いて、売れはともかく、あの紀伊国屋書店でゴンドラ陳列して頂いた「ビジネスマン、心のリフォーム」(双葉社刊)の続編としてだすつもりでした。

バブルの崩壊以降、中高年の自殺も増え、その未遂の一人として「心」の問題をビジネスの現場から書いたので反響は大きかった。
まだ、高度成長、「躁(そう)」の時代で、中間管理職は「馬の鼻先、人参!」で働かされ、「心」の問題など考慮する企業はほとんどなかった時代だったからでした。

そして、今、現代は「Speed」と「Convinience」を追求するあまり、Net社会での安易な人間関係とEasyなコミュニケーションが通常になり、「心」の問題を外しては、企業の生産性アップも難しくなった。

つまり、高度成長を「躁」の時代とするならば、バブル崩壊以後は、「下山注意!」の「ウツ」の時代に入り、躁の時代のようでは暮らせなくなってきている。

山登りもSummitから下山の方が難しいと、アルピニストは言う!


そんな「ウツ」の時代を、小泉純一郎は彼一流の劇場政治で、無責任な「市場原理主義」を荒っぽく導入し、
自分だけ楽しそうに去った。
でも、「ウツ」の時代のほとんどの国民は、彼の突風みたいな経済施策で金持ちと経営者だけが乗っかっただけで、庶民は一様に何の恩恵も受けなかった。

その後の自民党のたらい回し政治の出鱈目さはご周知の通り!

その後、草加煎餅のようにパキっと割れそうな政治閥のいくつかが強力な「ボンド」(!?)でくっ付けられて、「政権交代(後退)」が「民主党」を政権の座に持ち込まれた!

ヨカッタ、よかった、良かった!

と思ったら、あの屁のような鳩ポッポが、国民を掌握出来ずに絶望視され、そこへ「選挙の神様」みたいな小澤一郎の金権問題で、割れそうな草加せんべいはパリッと割れる寸前になった。

そこへ、愚直なだけガンバリ屋(!?)に見える「菅直人」政権の発足!

逃げた女房…♪、イヤ 逃げた野党には未練はないが…身内の煎餅の割り合いをしているうちに、国難の発生!

「東日本大震災!」

どうも、愚直な「菅直人」政権には難題過ぎる、1千年に一度の政治的にも大混乱!

あれだけ、草加煎餅の割れるように種蒔きしていた「野党=自民党」は、蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。

大災害から原発事故への対応には、庶民の見方も種々あるが、じゃあ「谷垣禎一」では出来たか!?

菅直人より、もっと逃げ腰で無理だったでしょう!

あの宮城沖のマグニチュード9.0からもうすぐ一月半!

死者・安否不明合わせて既に3万人近い!

そんな家族を失った人々、生き別れの人々が、避難所で不自由な暮らしを強いられている。

東北人のガンバリにもほどがある!

精神的な不調、ストレスが増え始めた。
その対策としてカウンセリングや聴き役を兼ねて、臨床心理士が150名ほど派遣された。

特に、農業漁業などに従事していた人々には、避難所の集団生活は、心狭くされている。


~ 閑話休題 ~

そんな避難所の人々のメンタル・サポートも然ることながら、私の住む半被災地(千葉北西部)の人々にも、余震の繰り返しから来る恐怖、家屋の損害からの圧迫感など、連日続く「余震」、「激震」でのメンタル・ストレスの積み重なりが多くなっている。

そういう「ウツ」と暮らして25年の「私」もこの連日の余震とその恐怖感には、「余震ウツ」警報を発している。

今回の大災害にも触れて、冒頭に書いた書籍出版を再考するため、昨日、この本へのアドバイスを受けている心療内科のN先生を訪ねた。

「一病息災」と一歩下がって考える私でさえ、この一連の余震や家屋の損傷などなど、また心の隅から「ウツ」の痕跡を呼び戻したい気分になっていたので、取材も含めて、今災害と「ウツ」について伺ってみた。

やはり、私のように自省コントロールしていてさえ毎日が暗いこの頃である。

先生を訪ねる患者さんは増えている。

・一度は快癒した筈の方が、この連続余震で眠れなくなった。
・「ようやく良くなったと思ったのに…」と、老人に付き添う老妻。
・それに、あの日の勤務中におかしくなって通院し始めた人など…。

まったく、「ウツは心の風邪! 早期治療で2~3ヶ月で治ります」は、今や初心者への安心感へのKey Wordにしか過ぎないらしい。

特に他の身体の病気は、「眼に見える」、「投薬が顕著に改善させる」、「手術といった療治」と、見える分かるだが、

「ウツ」は心の病とは言いながら心臓に住んでいないし、脳の作用でその具合が左右される、眼に見えない困った病気である。

そんな心に潤いのない状態(避難所暮らし)、不自由な環境、過去に会ってない変事などが引き金で起きる。

この大災害の余波はいつまで続くか分からない!

潜在的「ウツ」患者は200万を越し、中高年だけではなく若い人々にも心の課題は広がっている。

そんな環境で、「ウツ」にならない方法などない!?

出来るだけ、心の扉を緩やかに広げておき、何があっても「心」にクッションがあるように対応するしかない!

現代は、複雑さと短絡差が「絡み」あった輻輳社会である。

「現代は、ウツ、うつと生きる 時代」

あまりメディアや流言飛語に騙されないためにも、心の一部にそよ風を吹き込めるゆとりを考えよう!

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