雇用改善(!?)

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総務省の発表によると、4月度の失業率は4.4%(前月比0.1改善)は98年12月以来76ヶ月ぶりの改善とか、失業者数310万人は23ヶ月連続して減少と、景気回復を示唆しているが…。
仕事柄、人材銀行・ハローワーク・人材会社など取材などで訪れるが、数より中身といった感じがする。と言うのは、大手企業をはじめ正社員の削減(正社員は7割を割る)、成果主義の導入、そして低賃金化に派遣・パートの採用など、また人材会社からも個々の採用ではなく、人材会社請負への丸投げと、サラリーマン環境はI T普及と並行して悪化しているようにみえる。
相変わらず、三大余剰と言われた在庫・設備、そして従業員のリストラは続く!
正社員を派遣・パートに、または人材会社に請負丸投げと、それが、数字だけの失業率や失業者数を下げている。
つまり、低賃金化で雇用者数は増えていく、失業率は下がるといった傾向が続いている。
Jobless Recovery(雇用なき景気回復)は、単価の安いJobを多く作って失業者数だけは減らす方向に変わっていく。何故なら、失業者が減っても、サラリーマンの平均賃金は対前年比でずっと下がってきていた。 賃金は「等価」と、働く人の性・年齢などに関係なく同じ労働なら同単価と西欧化して、年功序列を庇護するのではないが、これも熟練度など無視して低賃金化に拍車をかける。
その背後には、1年以上再就職できず就職を諦めかけている人々が100万人以上もいる。
また、フリーターが約400万人、それに新種のニートという新種のYoung Joblessが約60万人近くとか、労働形態が変わり、人間も使い捨ての時代に入ったのか…。
労働人口は減少をたどり、その中に働かない人種が増える。
一方、65歳以上の超労働予備軍は2000万人近くへと、日本の生産性は見透しが良くない。
だから、合理的な雇用・成果主義などの導入で事業の効率化は当然だろう!
しかし、デジタル化は人間的側面を数字でジャッジする。
ヒト・カイシャ、そして社会と、便利になるのはいい!
しかし、人間本来の生き方はアナログの発想から生まれ、その効率化にデジタル化が導入されたはずである。
様々な問題を抱えてはいるが、先ずは人間が人間に相対する関係では、「ヒト」を「人」として扱うことを忘れないようにしたいものである。
数字は実態の表示であろうが、その裏にある人間の角逐まで、葛藤までは覗かせない!

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