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zoom RSS 「拝啓 安倍晋三首相殿…「アベノミクス」の落しどころは!? Hard Landing!?

<<   作成日時 : 2013/04/22 13:36   >>

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Hard Landing!? このところ、facebookの対応や、売れないと知りつつも危うい電子書籍の原稿書きで時が過ぎてしまい、Brogがお留守になってしまった

「アベノミクス」という、異常な金融緩和、公共事業、そして成長戦略の3本柱の日本再生策が、昨年末また消去法で戻った自民政権「安倍晋三内閣」によって展開された。

 金融の緩和は賛否両論なれど、株高/円安を促し、経団連他、大手企業や公共事業ゼネコンには大受け。
 初めから、「庶民」などどこかへ飛んだ政策だが、従来の不況感への「モルヒネ」の効果で、安倍晋三は有頂天!

 しかし、大手企業の韓国や新興国などとの競合で撤退気味の赤字補填にはなるが、「株高/円安」政策の実体が伴っていない。
 即ち、「成長戦略」で、放漫な金融緩和の尻拭いを考えているのだろうが、甘過ぎないだろうか!?

 国民は機関投資家のように、また大手企業の経営者のようにはいかず、もし享受できるとしても「アベノミクス」からの恩恵は遠い先とみられる。
 しかし、野党が瓦解し、消去法としても、また自民党を選んだ国民の責任も重い!

 来年4月からの消費税値上げにしても、高額商品の駆け込み「仮需要」はあるとしても、それは富裕層!

 高齢者は自分の行方を考え、また節約で育ってきてるので消費増は期待できない。
 また、生産人口(労働人口)は減少に転じ、5千万人を割る事態が近い。
 そこに、フリーターとかパートとかで、年収200万円に満たない人々が1千万と言われる。
 こんな状態で株高/円安は、一部の経営者や富裕層を潤すだけで庶民は、収入減の上に「消費税」値上げが直撃する。
 こんな状態で、絶対消費が縮小する可能性も大きい!
 消費税の取らぬ狸の皮算用に・・・・税額アップを考えているとすれば滑稽でもある。

 安部政権は、撒いたカネの落し所を正直に国民に示すべきである!

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 過去、小泉政権時代は、自分のコラムも数誌にあったから随分書いて来たが、安部政権については、庶民の目線で、自民党を庶民に将来の政治に再考を望みたく、一文を供させて頂きます。

「人は人なり、世は世なり…」(217)
                                朝比奈 知彦
        “拝啓 安倍晋三首相殿”

*過去は忘れて自民党! 
 
 安倍晋三首相殿!
 あの小泉首相当時も、拙文ながら彼とその片腕たる竹中平蔵氏のシカゴ大学フリードマン教授の「市場原理主義」の都合良い部分だけの導入について、庶民の一人として意見を呈上したこともありました。
 失われた10年で政経不調の時だけに、「どこかに突破口を!」とのお気持は充分に分かりましたが…。
 大衆を町芝居「小泉劇場」に引きつけておきながら、その間にアメリカ企業の参入を支援し、一方、現在の秩序なき雇用の前提となった「なんでもかんでも」規制緩和を提唱されました。
それまでの日本的な雇用秩序を打破して、いや無視して、働き手にとっては不安定な失業者数減少の員数合わせ的「雇用緩和」として強行されました。
 今でこそ、当然のようですが、フリーター、パート、派遣、契約と、不安定な雇用形態を促進定着させました。大企業のリストラの支援をし、そんなことなど露知らず一般庶民は、彼の劇場花道での大見得に魅せられていました。まるで、下町の大衆演劇を見ているかのように…。
 また、小泉首相は、庶民の顔色を窺(うかが)う術にも卓越したものがあり、芸能人並みに支持率は安定させていました。
その間に、不況を背景に、現在の低給与事情を一般化させてしまいました。
さて、その剛腕小泉首相の後継者が、あなた、安倍晋三氏でした。
 剛腕小泉首相とひと味違うかのように、「美しい国、日本」と、叙情的に優雅に登場されました。しかし、その後の選挙での大敗が、あなたの美しい国づくりを頓挫させてしまいました。
 いつも言うように、山は天辺まで登れば、後は下山あるのみです。その下りの方が難しいとアルピニストは申します。
 その下山の慎重さの必要な時期に、政権を奪取した民主党は、「東日本大震災」という崖を踏み外し、下山での慎重さ以上に、国民の失望を買いました。
 政治的にあなた任せで、苦労を知らない国民は、過去の苦渋を忘れたかのように、また自民党を許してしまいました。
「かつての自民党とは違う!」
 そう言って登場したのが、性懲りもないのか、選挙での圧勝でカムバックした旧態依然とした「自民党」でした。
 そして、これも過去にあまり例を見ない失態首相の再演、それも若武者のような安部首相のカムバックでした。

*アベノミクスは絶好調!? 
 
 昨年暮れの衆議院選挙は、震災の復興もままならず、原発問題に揺れ、経済復活への渇望、そして与党内の分裂と、地味に焦土を回復しようとした野田民主党を奈落の底へ突き落としました。
 そこへ、「新薬が出来ましたので、前のような健康不安で退散することはありません」と、選挙での大勝を背景に、また安部首相が復活しました。今度は、「美しい国」云々とか言わず、悧巧な出帆でした。
 先ずは経済と…。 
 実践即効果を求める大手企業の集団「経団連」の支持を重視して、題して「アベノミクス」という日本再生プランを提案しました。
 先ず絶不況からの脱却、つまりデフレ・スパイラルからの脱却への橋頭保として物価2%の値上げを目標に、市場に金をばら撒く金融大緩和です。これは、別方面から見ればハイパー・インフレを引き起こす暴挙ですが、かつての小泉政権での秩序なき規制緩和に似て、とにかく資金を潤沢にすることでその金融から経済の再生をも考える「経団連」向きの大英断です。なんとそれは絶対多数の与党を背景に日銀の独立性まで抱きこんだ大胆なものでした。
 しかし、運がいい時は、なんでも味方するかのごとく、円安/株高に市場は弾み、円安は僅か2カ月強で円高だった76円台を95円以上に持ち込み、株価も8千円弱と低迷していた過去など知らないように1万2千円前後まで引き上げました。
 じゃんじゃん札を刷って市場に撒くだけで、こんな経済マジックが起こるなんて庶民には分かりません。
 機関投資家がこの株高で大儲け、そして急激な円安は、輸出産業の息を吹き返す役目を果たしました。
 しかし、一般庶民は、政治経済に疎く、メディアの安部報道を信じて、彼の支持率をまた上げています。
 政治的金融マジックはバランスがとれないと、収入が伸びない一般庶民だけを巻き込むインフレになり兼ねません。
 安部首相、あなたもその程度のことは当然頭に入れておやりでしょうが、庶民の懐にプラスに作用するのは、この創られた金融景気が最低2年以上続かないと庶民の懐までに伸びては来ない…というのが、一般エコノミストの共通した見解です。
 金融緩和と言うカネをばら撒くだけで、経済の実態が伴わない状況では首相も安心できなかったのでしょう。
 それで、現在素朴に彼は経済界にお願いしています。
「円安/株高で、これまでの大赤字の清算も出来ただろうから、社員の賃金も上げて下さい」と、経済界の大手企業に、彼の空白な金融緩和の中身を充実させようとの懇願です。
 そこは、自民党に馴染み深い経団連、大手企業は、この春闘で、定期昇給までは至らずとも、賞与という報酬の分配で応えようとしています。
 安倍晋三、男の花道の第一歩は有頂天、大見得切ってのスタートです。
 扨、散々逡巡して東北大震災の復興に何も出来ずに安部政権に後を託した野田民主党は、彼の政権時に大同団結したはずの震災の復興などの大事業も、安倍晋三独りの成果にすべく都合の悪い同意事項は先送りか廃案と、彼独自の自民党お得意の公共事業拡大による経済復興を考えていますね。
 かつて生産人口(労働人口)6千万人の1割は、ゼネコンの下請け・孫請けの建設業者でした。それが、この長期にわたる不況と、「コンクリートから人へ」の大転換を決した民主党政策に整理され、公共事業に群がった業者が転業か廃業でこの安部大号令にすぐ対応出来ない状況です。でも、砂糖の山には蟻が群がるが如く一気に息を吹き返すでしょう。
 安部首相にとっては、今回の公共事業の再生促進は。当然被災地を優先した配慮だと理解したいのですが、どうも、また鹿の横切る高速道路だったり、人の通らない橋だったり、そして過疎地や僻地を迂回する新幹線工事が優先されそうです。
つまり、具体的な公共事業、朽ち果てたトンネル工事とか、僻地・過疎地の救済道路とか、急きょ修理を要する道路交通網などより新しく無駄な何かが増えそうな気がします。
民主党や大阪市長の橋下氏の嫌うあの箱もの事業の復活は勘弁いただきたいものです。
とは言うものの、公共事業のパイだけ決まって中身がこれからというのも何かありそうです。
安倍晋三独自の三本の矢の最後が前のカネの使い方から財政負担を軽減化させる「成長戦略」です。
毛利家の教えではないが、「一本の矢は折れるが、三本の矢は折れにくい」、そのアベノミクスの三本目の矢が、安部首相の将来を占うものになるでしょう。
現在のカネを撒いた後始末と辻褄を合せる「成長戦略」とは、これがまた不明の状況です。 ただ、ひとつ言えることは、今のデジタル万能の経済界でも、まだまだ物造りの分野での日本産業界は世界有数の技術と人間を有しています。その歴史ある積み上げから「ナニ」を生んでいくかがこれからの課題です。

*政治は正治じゃないけれど 
 
 安部政権の短いこれまでは、正に政治です。
 あの自民党政治とは違うと言うあなた、安倍晋三だけが思っているだけで、庶民も他党はダメ、「消去法」で、自民党と知って残したという見方も出来ます。
 その自民党の支持団体の中核は、ほぼ第一次産業的な人間と自然の相乗り的な人々です。保守的で騙され易い部分が、彼らの弱点ですが、そこへ自民党の保守的思考が相乗効果を上げてきました。
 しかし、次に来る環太平洋経済連携協定(TPP)のアメリカ的志向への対処で、日本古来の自給力まで下げて農業の衰退を来たすか、保守自民党でも、議論が紛糾するでしょう。
またアメリカ資本主義の中核みたいな保険事業と医療、これもまた問題があります。
これまででも日本の薬事法などは、決断が遅い国内企業を固守し過ぎると、アメリカから非難されてきました。
しかし、オバマ大統領が米国内で貧富を問わず健康をと、国民健康保険の導入に苦慮しました。今、アメリカがTPPで進出しようとしている医療や特許制度(著作権なども)などは、資本主義国家アメリカの日本進出の大きな課題です。
政治は正路とまではいきませんが、せめて安倍晋三の真価/進化を、国際的分野でも見せて欲しい部分です。
日本はどこへ行くのか…?
                               (作家・コンサルタント)
            
                    〜 「労働と経済」13年4月25日号

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